「調達の基本方針」に基づき、安全、環境、人権、コンプライアンス、社会的責任に配慮した事業活動をしているお取引先様から製品を調達していきます。 この取り組みをサプライチェーン全体で推進し、持続可能な社会の実現を目指します。
調達の基本方針
■関連法令を遵守し、適正な売買契約を実践します。
■社内外の情報収集とその共用化を図り、QCD評価技術の向上に努めます。
■取引にあたり、公正・公平な取り扱いを遵守し、相互信頼関係の醸成に努めます。
■機密情報の管理を徹底し、漏洩防止に努めます。
■人権・労働、安全衛生、環境に配慮した調達活動を推進します。
サプライチェーン全体で社会や環境への貢献を果たすためにも、お取引先様と強固な関係を築き、相互に発展していくことが重要だと考えています。毎年開催する「調達方針説明会」を通じて、当社のモノづくりに関する考え方や重点活動をご理解いただくとともに、関連法令の遵守、公正・公平なお取引先様の評価・選定を基本とし、ともに成長を目指して いきます。
サプライヤースコアカード
お取引先様の企業価値向上に向け、1年に1回QCDの観点で評価をおこなっています。改善が必要なお取引先様については、当社の各部門が連携し、サポートを実施しております。
BCPへの取り組み
自然災害・火災・サイバーテロやお取引先様の財務問題・後継者問題など、生産活動に影響をあたえる調達リスクの未然防止に向け、継続的に取り組んでおります。 サプライチェーン情報やお取引先様の会社情報を確認し、リスクを抽出します。抽出したリスクに懸念がある場合は、個別ヒアリングなどをおこない、課題の確認をするとともに、解決に向けお取引先様と一緒に活動し、事業活動の継続性を高めております。
紛争鉱物※への取り組み
当社は、JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)の「責任ある鉱物調達説明会」に参加し、最新の内容を確認するとともに、業界団体との連携の元で紛争鉱物問題への対応を進めています。また、1年に1回、紛争鉱物※の原産地調査を実施しています。 調査を通じて製品の構成部品や原材料に紛争鉱物が含まれていることが判明した場合は、関係するお取引先様と協議し、直ちにその使用を中止するなど適正に対処する方針です。
※紛争鉱物:アフリカ諸国などの紛争地域で採掘された鉱物資源のことです。特に米国金融規制改革法(ドッド・フランク法)の条項では、錫(Tin)、タンタル(Tantalum)、タングステン(Tungsten)、金(Gold)の4種が紛争鉱物と定義され、略して3TGと呼ばれています。その地域で採掘される鉱物は現地武装勢力の活動資金源になってきました。 また、コバルトやマイカ(雲母)の採掘活動において、その一部が児童労働や贈収賄の要因と見られており、そうした人権侵害等ESGリスクを解消するため、対象鉱物を定義し、調査を行っております。
人権・労働リスクへの取り組み
サプライヤーCSRガイドラインによるお取引先様への要請のほかに、お取引先様にセルフチェックを依頼しております。セルフチェックをもとに人権・労働リスクを検証し、リスクが高いお取引先様にはフィードバック、改善に向けた啓発を行っております。
環境への取り組み
グリーン調達ガイドラインに基づき、製品を構成する素材・部品に関する法令を遵守し、環境負荷物質管理をお取引先様と連携して進めています。 また、スコープ3各カテゴリーのCO2排出量の把握を段階的におこない、サプライチェーンで排出量把握に努めていきます。それと共に排出量削減につながる諸施策をサプライチェーンに展開し、持続可能な社会の実現に向けた活動をおこなっていきます。
国際認証取得への取り組み
当社は自動車産業の品質マネジメント規格であるIATF16949に準拠しております。お取引する仕入先様においてもISO9001の認証取得が必要であり、最終目標をIATF16949認証取得としております。
当社の事業活動が社会、環境に与えるネガティブな影響を最小限にとどめ、サステナビリティを確保するため、様々な施策を準備しております。カーボンニュートラルをはじめ活動の側面がいくつかある中で、タチエスグループだけでなく、お取引先様と一体となり、同じ目線で活動を進めてまいります。 当社では、サプライチェーン全体で持続可能な社会の実現を推進していくために「サプライヤーCSRガイドライン」、「グリーン調達ガイドライン」を制定し、全てのお取引先様にガイドラインの遵守を要請しています。 また、国内のお取引先様を対象に、セルフチェックシートを用いて遵守状況を確認し、評価の低いお取引先様にはスコアをフィードバックし、改善への啓発に取り組んでいます。
ガイドライン遵守状況について
当社は自動車産業の品質マネジメント規格であるIATF16949に準拠しております。お取引する仕入先様においてもISO9001の認証取得が必要であり、最終目標をIATF16949認証取得としております。
当社とのお取引を希望されてご提案をいただく場合には、以下の調達手続をご理解いただいたうえで、「お問い合わせ」からご記入ください。
なお、以下は標準的な手順を掲載しており、案件によっては若干手続が異なる場合がありますのでご了承ください。
※当社より図面等をお渡しする場合には、秘密保持契約の締結をお願いしております。